活動記録(2024年度10月)

10月1日 院生ゼミ

 今日はM1のI・SさんとT・Hさん2名の研究の進捗状況についての発表を行いました。

 

 I・Sさんは生成AIを用いた教材作成に関する研究について発表を行いました。

 実際に教材を評価していただく対象の吟味や、プロンプトの思考錯誤、AIの得意なこと、不得意なことなど議論が盛り上がりました。AIの学習能力に驚きました。

 

 

 T・Hさんは振り返り活動が主体的に学習に取り組む態度についての発表を行いました。

態度を見取るための方法、協働学習を前提としながらも、協働学習がX軸にならないような理論の構成など議論を行いました。

多くの分析の手立てを準備されており、研究としてまとめる際にも安心だと思いました。

 

本日の議論では、批判的な意見の中にも、相手への共感やリスペクトが感じられる、質の高い議論になったと思います。

 

そんな今年の榊原研究室ですが、ビックイベントが決まりました。

先生から連絡がありましたオープンゼミです!

 

 

先輩方から引きついだこの研究室のすばらしさを伝えられるようにこれからも全力で頑張ります!

 

10月8日 院生ゼミ

本日は、O.H.さんとI.H.さんの研究の進捗状況に関する発表でした。

 

O.H.さんは主権者教育に関する研究についての発表でした。

日頃から多くの先行研究の論文を読んでいる姿を見てきましたが、発表にうまく反映できていなかったことがとても勿体なかったと感じました。

次回の発表では、今回よりも問題の所在をはっきりさせて、自分のやりたい研究について説明できるようになると良いなと思いました。

偉そうなことを書いてしまいましたが、私も他者を納得させられるよう、主張の根拠となる文献を集めていかなければならないと感じました。

 

I.H.さんは、知的障害の子どもを対象とした金融教育に関する研究についての発表でした。

企業で実際に作られた金融教育の教材を示しながら、ワクワク感のある研究発表でした。

今後は、開発した教材をどのように評価していくかについて検討をしていく必要がありそうです。

10月11日 学部ゼミ

今日の学部ゼミでは、最初にIBを行い、卒論の問題の所在検討、概要作成、論文10本ノックの準備を行いました。

 

最初のIBでは、各グループで「〇〇の秋」について話しました。食欲の秋、読書の秋などそれぞれの秋について楽しく話すことができ、その後の各自の作業の中でも相談しやすい雰囲気を作ることができました。 

 

活動では3,4人のグループに別れ、それぞれ概要作成や論文10本ノック、卒論準備等を行いました。IBのおかげか、グループで相談しながらも集中して活動することができ、榊原研の人数を活かして、助け合いながら各自で考えることが出来ました。

 

 

最後に10分ほど榊原先生からお話をしていただきました。点と点を遠くにもつように幅広いところに興味を持つこと、異質な関係をもつ人と関わること等、研究を考える上で必要なことを学ばせていただきました。日常生活に起こったことを研究に繋げられるよう、興味関心を広げ、心を開いていきたいと思います!