3月3日 日本教育工学会春季全国大会

 

「環境」という根っこがあるからこそ、、

 有難いことに、今回が2度目の日本教育工学会での発表となりました。前回は吐きそうになるほど緊張したのですが、今回は自分でも驚くほどケロッとしていました。

 なぜかと考えた時に真っ先に思い浮かんだのは、「日頃から切磋琢磨し合える榊原研究室」という素晴らしい環境に身を置くことができているからだ。ということです。「環境って人を強くするんだな〜」としみじみ感じました。だからこそ、来年度からの学級経営では、子どもたちにとって最適な「環境」を整えることに尽力したいと心から考えております。

「自分に落とし込むなら、、?」

 今回の学会は、今まで以上に、「自分が実践するなら、どうやってできるだろうか。」というマインドで参加させていただきました。しかし、そこで気づいたことが「いや、具体的にどういう手続きを踏めばいいのかがよく分からない。」ということです。手続きのみを踏襲して本質を理解していなければ、それはただの猿真似ということは重々承知していますが、そもそも手続きが不明瞭だと「じゃあ自分もやってみよう!」という気が起こらないなと。自分がやってみたい!と思った実践は運良く手続きが明確に示されていたことも相まって、「再現性・汎用性」の高い実践研究発表や論文が現場では求められていることをより身に沁みて感じました。今後、自分自身が実践研究や論文執筆をするにあたって「誰のための」「何のための」実践なのか。重要視すべきことが明確になったように思います。

「目指すべき教師モデルの宝庫」

 上越教育大学附属中学校のI先生、春日井市藤山台小学校のH先生。等々、現場でご活躍されている先生方が多くいらっしゃいました。自分の学校の業務があるにも関わらずです。まさに、「学びに貪欲」という形容がピッタリだなと。このような「モデルとすべき現場の先生方」と繋がれる機会はそうそう多くない中で、現場に出る前にそのようなモデルと出会えたこと、とても有難いと感じています。まさに、S先生が「環境」を提供してくださっている「おかげ」です。これまでは、「おかげの享受」に留まっていましたが、今後は自分自身も貢献できるよう努めていきたいと思います。

「『ご縁』を紡ぐ大チャンス」

 春季の日本教育工学会は発表形式であり、例えて言うなら、卒論発表会のイメージです。有難いことに、私の研究内容であるVA(ビデオアノテーション)や題目に興味を持ってくださった方々がたくさん会場に足を運んでくださりました。そのこともあり、大学に閉じこもっていては知り合うことのできないような方々と名刺や連絡先を交換させていただくことができました。例えば、NHK for Schoolを制作されているNHKの方とか、、。VAみたいなツールを実際に作ろうとされている院生の方とか、、

日頃より、S先生をはじめ第一線にてご活躍されている先生方は口を揃えて『ご縁の大切さ』を説いてくださいます。S大S研の方々にしても然り。自分もまさにその通りだと、最近特に強く感じています。と同時に、この『ご縁』は自分自身が積極的に行動し外へ外へとアンテナを張っていなければ巡り会うこともできないと考えます。まさに今回得た『ご縁』もそれにあたります。自分1人では踏み出せないであろう、その1歩を踏み出す機会を提供してくださった榊原先生。一緒に挑戦してくださったY.Kさん、S.Kさん。応援してくださったH.Tさん、R.Nさん。本当にありがとうございました。

3月18日 追いコン

 本日は追いコンを開催しました。

 0次会では、卒業生・修了生一人一人のスピーチをしていただきました。先輩方のゼミでの経験やこれからの進路についてお話を聞き、これからのゼミ活動をもっと充実させたいと感じました。また、先輩方へプレゼントをお渡ししましたが、サプライズで先輩方からゼミ生にもプレゼントの色紙をいただきました。これからの大学生活の励みになるような先輩方からのメッセージ、とてもうれしかったです。そして、1・2次会では、たくさん飲んで食べてお話しすることができました。楽しく先輩方の最後を締めくくることができ、改めて榊原研究室の雰囲気の素晴らしさを感じることができました。

 学4・M2のみなさん、御卒業・御修了おめでとうございます!先輩方が卒業・修了してしまい、寂しい思いでいっぱいですが、これからのゼミ活動、先輩方を超えられるように頑張ります!!